迎える
扉が開いた瞬間に、そのホテルらしい第一印象を伝える。
ホテルの香りガイド
ホテルに足を踏み入れた瞬間、まだ客室もサービスも見ていないのに、その場所の雰囲気が伝わることがあります。香りは、目に見えないまま、入口で感じる第一印象、滞在中の心地よさ、そして帰ったあとに残る記憶に関わる要素です。このページでは、ホテルの香りとは何か、高級ホテルで香りが使われる理由、ディフューザーの違い、自宅で楽しむ方法まで、ホテルと香りの関係を分かりやすく解説します。
ディスカバリーセットに収録している10種類のうち7種類は、5つ星ホテルで採用実績が確認されている香りです。
01 — ホテルの香りとは
ホテルの香りとは、ロビーや客室、スパなど、それぞれの場所の目的に合わせて選ばれ、空間全体の印象をつくるために使われるフレグランスです。
香りの種類だけではなく、強さ、広げ方、空調、広さ、滞在時間との関係まで含めて考えられます。
「ホテルの香り」という名前の、一つの決まった香りが存在するわけではありません。
明るく迎えるロビーと、静かに休む客室。気分を切り替えるスパと、短時間で通り過ぎる廊下。同じホテルの中でも、場所によって香りに求められる役割は変わります。
そのためホテルの香りは、香料だけを見るのではなく、誰が、どこで、どのように過ごすのかまで含めて考える必要があります。
扉が開いた瞬間に、そのホテルらしい第一印象を伝える。
長く滞在しても負担にならず、静かな時間になじむ。
日常から離れ、心身を整える時間への移行を支える。
02 — 香りをつくる3要素
同じフレグランスでも、どの方法で、どの空間に広げるかによって、感じ方は変わります。
ホテルの香りは、「香り」「広げ方」「空間」という3つの要素で考えると分かりやすくなります。
爽やか、華やか、落ち着き、深み。どのような印象をつくるかを決めます。
スプレー、リード式、噴霧式など、香りを空間へ届ける方法です。
天井高、内装、換気、人の動きによって、香りの感じ方が変わります。
香りそのものが優れていても、空間や広げ方に合っていなければ、ホテルらしい心地よさにはつながりません。
03 — 香りとホテル体験
高級ホテルでは、香りが単なる芳香や消臭ではなく、滞在体験を支える要素として使われることがあります。
入った瞬間から、滞在中、そしてホテルを離れたあとまで、香りは異なる役割を担います。
扉が開いた瞬間、言葉やサービスより先に、その場所の雰囲気を伝えます。
香りが強く主張するのではなく、内装や光、素材になじむことで、過ごしやすさを支えます。
ある香りを感じたときに、以前訪れたホテルや、そのときの時間を思い出すきっかけになります。
高級ホテルの香りに求められるのは、
強く香ることではなく、
その場所らしく香ること。
04 — 香りの選定
ホテルの香りは、香りだけを試して決めればよいものではありません。
建築、利用目的、訪れる人、運用方法まで含めて、複数の条件を確認します。
ロビー、客室、スパ、レストランでは、過ごし方も滞在時間も異なります。
広さ、天井高、素材、空調、換気、人の動きによって、香りの広がり方は変わります。
明るく迎えるのか、静かに落ち着かせるのか、清潔感を伝えるのか。場所が持つ役割から考えます。
試香紙と広い空間では、香りの印象が変わることがあります。実際の場所で確認しながら調整します。
05 — ホテルのディフューザー
広いロビーや店舗では、香りを安定して届けやすい噴霧式ディフューザーが選択肢になります。
客室や小さな空間では、リードディフューザーやルームスプレーなどが使いやすい場合もあります。最適な方法は、広さ、天井高、換気、運用方法によって変わります。
| 方法 | 香り方 | 向いている用途 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ルームスプレー | すぐに香り、徐々に弱まる | 必要な時間だけ香らせたい場所 | 手軽で即時性がある |
| リード式 | 穏やかに香り続ける | 玄関・寝室・小〜中空間 | 電源不要で扱いやすい |
| 噴霧式 | 設定に合わせて香りを広げる | 広いリビング・店舗・ホテル | 範囲や時間を管理しやすい |
香り方の違い・概念図
※香り方の特徴を説明する概念図です。実際の拡散性能、持続時間、対応面積は商品・機器・使用環境によって異なります。
06 — ホテルのような香り
「ホテルのような香り」は、一つの決まった香料や香調ではありません。
ホテルの世界観によって、爽やかな香り、華やかな香り、静かな香り、深みのある香りなど、選ばれる印象は変わります。
シトラスやハーブを中心に、清潔感や開放感を感じさせる印象。
フローラルなどを中心に、空間へ明るさや優雅さを添える印象。
ウッディやムスクなど、穏やかで落ち着いた時間になじむ印象。
アンバーやウードなど、深い余韻や格調を感じさせる印象。
高級ホテルらしさは、必ずしも重厚な香りだけで生まれるものではありません。大切なのは香りの格付けではなく、その場所が伝えたい雰囲気との相性です。
07 — 自宅で楽しむ
自宅をホテルのような香りにしたい場合は、最初に香りの名前を選ぶより、どこで使うかを決める方が選びやすくなります。
玄関、リビング、寝室など、まず一つの場所から始めます。
明るく迎えたいのか、静かに過ごしたいのか、清潔感を出したいのかを考えます。
穏やかに香らせるのか、必要な時間だけ使うのか、広い場所へ届けるのかで商品タイプを選びます。
強くしすぎず、家へ入った瞬間に自然に感じる香り方を意識します。
長時間過ごしても負担にならず、空間全体になじむバランスを大切にします。
一日の終わりと夜の時間になじむ、穏やかな香り方が向いています。
滞在時間が短くても、整った印象を感じられる香りが似合います。
ホテル・店舗・サロンなどの法人空間では、好みだけでなく、空間の目的、ブランドの世界観、滞在時間、広さまで含めて設計します。
法人向けの香り演出について →考え方から、実際のホテルへ
ここまでは、ホテルの香りの役割、広げ方、選び方をご紹介してきました。けれども「ホテルのような香り」という言葉だけでは、実際のホテルでどのような香りが採用されているのかまでは分かりません。ここからは、公開可能な確認済み実績をもとに、実際のホテルと香りの組み合わせをご紹介します。
08 — ホテル採用実績
Luxiveが日本でご紹介するWALLACE & COMPANYの香りには、ドバイ、アブダビ、サウジアラビアの5つ星ホテルやラグジュアリーホスピタリティで、採用実績が確認されているものがあります。
以下は、公開可能な確認済み実績の一部です。
2016年にドバイで誕生したフレグランスハウス。ホテルやホスピタリティ空間のための香りを手がけてきました。
ローズとゼラニウムのみずみずしい華やかさに、やわらかな温もりが重なる香り。
ベルガモットとカルダモンが重なる、華美に頼らない静かな上質感を持つ香り。
アンバーとウードが深い余韻を残す、重厚さとやわらかさを備えた香り。
所在地:サウジアラビア
※掲載内容は香りの採用実績を示しています。導入製品、濃度、設置場所、拡散方法、提供形態は施設によって異なる場合があります。
ホテル採用実績を詳しく見る →09 — 香りを選ぶ
同じ「ホテルの香り」でも、感じる印象は一つではありません。
華やかさ、爽やかさ、静けさ、深み。求める雰囲気と使う場所から考えると、自分に合う香りを見つけやすくなります。
ローズとゼラニウムのみずみずしい華やかさに、夏の夕暮れの温もりが重なる、朝にも夜にもなじむ上品な香り。
5つ星ホテル採用実績あり太陽を思わせる明るいシトラスに、リリーの華やかさとほのかなペッパーが重なる、温かく生き生きとした洗練された香り。
5つ星ホテル採用実績ありベルガモットの明るさとカルダモンの穏やかなスパイスが温かく溶け合う、いつまでもその空間にいたくなる心地よい香り。
5つ星ホテル採用実績ありシトラスの爽やかさに、ベチバーとシダーの落ち着いた木質感が重なる、静かな力強さを感じる都会的な香り。
5つ星ホテル採用実績ありゼラニウムの華やかさとセージの爽やかなグリーンが重なる、温かく凛とした存在感のある香り。
5つ星ホテル採用実績ありアンバーの温かみとウードの深みが、静かに空間を満たす、やわらかく気品のある香り。
5つ星ホテル採用実績あり明るいベルガモットから、ペッパーとラベンダーのアロマティックな香りへ。 アンブロキサンとシダーウッドが清潔感のある余韻を残す、上質なパーソナルフレグランスを思わせる洗練された香りです。
アイリスとスエードの柔らかさが重なる香り。サンダルウッドとカシミアムスクが、なめらかで温かな余韻を残します。
ベルガモットと柚子の清々しい始まりに、グリーンティーとジャスミンが重なる香り。ホワイトムスクとシダーウッドが、柔らかく落ち着いた余韻を残します。
5つ星ホテル採用実績ありグレープフルーツとベルガモットの明るさに、ピンクペッパーとネロリが表情を添える香り。パチョリ、ベチバー、アンバーが、温かく奥行きのある余韻へ。
10 — ディスカバリーセット
香りは、説明や香調だけでは選びきれません。空間に広がったときの印象、時間とともに変わる余韻、自分の暮らしとの相性。それらを実際に確かめるために、ディスカバリーセットをご用意しました。
10種類のルームスプレー。10種類を一つずつ試しながら、玄関、リビング、寝室など、自分の空間と時間に合う香りを探すことができます。
ホテルのために選ばれた香りを、
今度はあなたの空間へ。
ホテルのために
選ばれた香りを、
今度はあなたの空間へ。
香りの印象や余韻の違いを、自分の空間で確認できます。
10種類のうち7種類は、5つ星ホテルで採用実績が確認されている香りです。
気に入った香りを見つけてから、通常商品へ進むことができます。
11 — よくあるご質問
ホテルの香りとは、ロビーや客室など、その場所の目的や雰囲気に合わせて選ばれるフレグランスです。香りの種類だけでなく、強さ、広げ方、空調、広さとの関係まで含めて考えられます。
香りが、ホテルへ入った瞬間の第一印象や、滞在中の雰囲気、ホテルを離れたあとに残る記憶を支える要素のひとつになるためです。
広いロビーや店舗では噴霧式ディフューザーが選択肢になります。客室や小さな空間では、リードディフューザーやスプレーなどが使いやすい場合もあります。
一つの決まった香りではありません。爽やかなシトラス、華やかなフローラル、落ち着いたウッディ、深みのあるアンバーやウードなど、ホテルの世界観によって異なります。
まず玄関やリビングなど一つの場所を決め、求める印象と空間の広さに合う香らせ方を選びます。強くしすぎず、自然に感じる程度から始めることがポイントです。
Luxiveでは、WALLACE & COMPANYがホテルで採用実績を持つ香りをご紹介しています。ただし、導入製品、濃度、設置場所、拡散方法などは施設ごとに異なる場合があります。
香りの名前だけでなく、玄関、リビング、寝室など使いたい場所と、華やか、爽やか、落ち着きなど求める印象から考えると選びやすくなります。